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通話オプションの選び方|格安SIMで損しない基準

通話時間の合計で最適解が決まります。よくある失敗を避けるための基準を整理します。

最終更新日: 2026-04-13 執筆: Operation Nekonomics編集部

この記事で分かること

通話オプションの種類

格安SIMの通話オプションは大きく3タイプに分かれます。どれを選ぶかで月額が500〜1,500円ほど変わるので、自分の通話パターンに合ったものを選ぶのが節約の基本です。

タイプ 月額目安 特徴 向いている人
従量課金(22円/30秒) 0円(基本料なし) 使った分だけ支払い 月の通話が数分程度
5分/10分かけ放題 約500〜900円 短い通話が定額で何度でも 仕事の折り返しや予約電話が多い人
完全かけ放題 約1,200〜1,800円 時間無制限で何度でも 長電話が多い人、仕事で電話をよく使う人

通話パターン別の判断基準

「自分はどのタイプに当てはまるのか分からない」という人がほとんどです。店頭では通話明細を一緒に見ながら判断することが多いのですが、ざっくりした目安を整理するとこうなります。

月の合計通話時間が5分以下の人

迷わず従量課金でOKです。22円/30秒なので、5分通話しても220円。かけ放題オプションの月額を超えることはまずありません。LINEやZoomで済む連絡がほとんどなら、通話オプションは不要です。

月の合計通話時間が5〜30分の人

ここが一番悩むゾーンです。ポイントは「1回あたりの通話時間」です。

具体例を挙げると、「飲食店の予約で月に4〜5回×2分程度」なら従量課金で月176〜220円。5分かけ放題(月500円)より安いです。一方、「仕事の折り返しで月10回×3分」なら従量課金で月1,320円。これなら5分かけ放題のほうが安くなります。

月の合計通話時間が30分以上の人

通話料30分の従量課金は1,320円。完全かけ放題の月額とほぼ同じラインです。30分を超えるなら完全かけ放題を選ぶのが確実です。特に家族への長電話や、仕事で頻繁に通話する人は迷わずこのタイプを選んでください。

店頭でよく見る「損してる」パターン

10年以上ショップで接客してきて、通話オプションで損している人には共通パターンがあります。

パターン1:完全かけ放題を「なんとなく」契約している

一番多いのがこれです。大手キャリアで契約したときに「かけ放題にしておきましょう」と言われてそのまま、という人。実際に通話明細を見ると月に5分も通話していないケースが珍しくありません。月1,800円×12か月で年間21,600円の無駄遣いです。

パターン2:オプション未加入で通話料が膨れている

逆に、通話オプションを何もつけずに毎月20〜30分通話している人もいます。従量課金で月880〜1,320円かかっているのに、「通話料がこんなに高いなんて知らなかった」と驚かれることがあります。明細を見る習慣がない人に多いパターンです。

パターン3:アプリ通話(IP電話)と音声通話の区別がついていない

LINEの無料通話で話しているつもりが、実は普通の音声回線で発信していた、というケースもあります。連絡先から直接発信すると音声通話になるスマホもあるので、確認が必要です。

IP電話・LINE通話と音声通話の違いを整理

「LINE通話があるから通話オプションはいらない」と考える人は多いですが、場面によっては音声通話が必要なこともあります。

項目 音声通話(VoLTE) LINE・IP電話
通話品質 安定して高い ネット環境に依存
緊急電話(110・119) ×
固定電話への発信 △(番号が非通知になる場合あり)
相手のアプリ有無 不問 相手もアプリが必要
料金 従量課金 or オプション データ通信量のみ(実質無料)

病院の予約、役所への問い合わせ、学校や保育園からの緊急連絡には音声通話が必要です。「完全にゼロにはできないが、最低限にする」のが現実的な落とし所です。友人・家族間はLINE通話、お店や公的機関は音声通話、と割り切ると判断がシンプルになります。

通話明細の確認方法

自分の通話パターンを知るには、まず通話明細を見てみるのが一番です。

  1. キャリアのマイページにログイン
  2. 「利用明細」「通話明細」を開く
  3. 直近3か月の通話回数と合計時間をメモ
  4. 1回あたりの平均通話時間を計算(合計時間÷回数)

3か月分見れば、自分の通話パターンがだいたい把握できます。「思ったより通話してなかった」「意外と長電話が多かった」など、感覚とのズレに気づく人が多いです。

通話明細は各キャリアのマイページから確認できます。ドコモは「My docomo」、auは「My au」、ソフトバンクは「My SoftBank」、楽天モバイルは「my 楽天モバイル」から閲覧可能です。

よくある質問

Q. 5分かけ放題で5分を超えたらどうなりますか?

超過分は従量課金(22円/30秒)がかかります。5分ちょうどで切れるわけではないので、通話が長引きそうなときは一度切って掛け直すか、最初から完全かけ放題にしておくかの判断になります。

Q. 月の途中でオプションを変更できますか?

多くの格安SIMでは月単位でオプション変更が可能です。ただし、変更が適用されるのが翌月からのところが多いので、明細を見て「来月から変更しよう」と前もって決めておくのが安全です。

Q. かけ放題なのに通話料が請求されることはありますか?

あります。ナビダイヤル(0570番号)や国際電話はかけ放題の対象外です。引っ越し業者やカスタマーセンターの0570番号に長電話して高額請求になった、というケースは定期的に見かけます。0570番号の場合はIP電話アプリから発信するか、フリーダイヤルがないか確認してください。

実務メモ:判断を1段深くするポイント

通話オプションは「回数」より「1回あたりの長さ」で最適解が変わります。店頭で相談を受けるとき、まず聞くのは「最近、誰にどのくらい電話しましたか?」です。ほとんどの人は「あんまり電話してない気がする」と言いますが、明細を見ると月に15分くらい通話していることが多いです。

おすすめの運用は、最初の1〜2か月だけ従量課金で実績を取り、明細を見てからオプションを判断する方法です。これなら不要な固定費を払い続けるリスクがなく、実態に合った選択ができます。通話オプションは「たぶんこうだろう」で決めず、データで判断するのが鉄則です。

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参考・引用

詳細条件や最新料金は各社公式サイトをご確認ください。