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プロテインの飲み方|初心者が続けるコツ

続けられる量とタイミングが大事。挫折しないための基本を整理します。

最終更新日: 2026-04-13 執筆: Operation Nekonomics編集部

この記事で分かること

まず知っておきたい「必要量」の考え方

プロテインの適量は、体重と活動量でだいたい決まります。よく「1日にタンパク質○g必要」と言われますが、これは食事で摂る分も含めた合計値です。プロテインだけで全部まかなう必要はありません。

活動レベル 体重1kgあたりの目安 体重65kgの場合
デスクワーク中心 0.8〜1.0g 約52〜65g/日
軽い運動あり 1.0〜1.2g 約65〜78g/日
週3以上のトレーニング 1.2〜1.6g 約78〜104g/日

たとえば体重65kgで軽い運動をしている人なら、1日に必要なタンパク質は約65〜78g。普段の食事で40〜50g程度は摂れていることが多いので、プロテインで補う分は20〜30gほどが現実的な目安です。

普段の食事でどれくらいタンパク質を摂っているか分からない場合は、まず3日間ほど食事内容をざっくりメモしてみてください。コンビニ食品なら栄養成分表示がそのまま参考になります。

1回あたりの目安量

項目 目安 補足
タンパク質量 20〜25g前後 製品の付属スプーン1杯が目安
水の量 150〜250ml 好みの濃さで調整してOK
頻度 1日1〜2回 まずは1回から始めるのが安心

よくある間違いが「多く飲めば早く効く」という発想です。タンパク質は一度に大量に摂っても全部が筋肉に使われるわけではなく、余った分はエネルギーとして消費されるか排出されます。1回で40g飲むより、20gを2回に分けたほうが体への吸収効率は良くなります。

体調や目的には個人差があります。胃腸に不安がある場合は少量から試し、必要に応じて専門家へ相談してください。

タイミングの考え方

「プロテインはいつ飲むのがベスト?」という質問はとても多いのですが、正直なところ、初心者が気にすべきは「いつ」よりも「忘れずに飲めるかどうか」です。ゴールデンタイムの数十分にこだわるよりも、毎日ちゃんと飲み続ける習慣のほうがはるかに大事です。

生活パターン別のおすすめタイミング

タイミング メリット 向いている人
朝食と一緒に 朝のタンパク質不足を補える 朝はパンやおにぎりだけの人
運動後30分以内 筋肉の回復をサポート ジムや自宅トレの習慣がある人
15時の間食代わり お菓子の置き換えになる 午後にお腹が空きやすい人
夕食前 食べ過ぎの防止になる 夕食のドカ食いを減らしたい人

個人的におすすめなのは「朝食と一緒に」です。朝は時間がなくてタンパク質が不足しがちですし、毎朝同じ時間に飲む習慣ができれば忘れることもなくなります。運動日だけ飲む、というスタイルだと、運動しない日にサボりがちになって結局続かない人を数多く見てきました。

割り方で味も効果も変わる

プロテインを何で割るかは、味と栄養の両面で地味に重要です。「水で割ったら不味くて飲めなかった」という理由でやめる人は意外と多いです。

割り方 カロリー目安 味の傾向 こんな人に
+0kcal さっぱり・薄め カロリーを抑えたい人
牛乳 +約100kcal コクが出てまろやか 味を重視したい人
豆乳 +約70kcal 少しとろっとする 乳製品を控えたい人
オーツミルク +約60kcal ほんのり甘い 植物性にこだわる人

コスパ重視なら水一択ですが、続けやすさ重視なら牛乳で始めて、慣れてきたら水に切り替えるのが挫折しにくいルートです。チョコレート味のプロテインを牛乳で割ると、ほぼココアなので初心者でも違和感なく飲めます。

初心者がつまずきやすい5つのポイント

1. ダマになって飲みにくい

先に水を入れてから粉を入れるのが鉄則です。逆にすると底に粉が固まってシェイクしても溶けません。水の温度は常温〜ぬるま湯がベストで、冷水だと溶けにくくなります。

2. お腹がゆるくなる

ホエイプロテインは乳糖が含まれるため、牛乳でお腹を壊しやすい人は注意が必要です。その場合はWPI(ホエイプロテインアイソレート)を選ぶか、ソイプロテインに切り替えてみてください。最初は半量から試すのも有効です。

3. 甘すぎて飽きる

海外製のプロテインは甘味が強いものが多いです。甘さ控えめが好みなら国内メーカーのプレーン味を選ぶか、甘い味のプロテインを水の量を増やして薄めに作ると飲みやすくなります。

4. 作り置きをしてしまう

プロテインは作ったらすぐ飲むのが基本です。常温で放置すると雑菌が繁殖しやすく、特に夏場は数時間で衛生面のリスクが高まります。職場に持っていく場合は粉だけ持参して、飲む直前に作るのが安全です。

5. 効果が出ないと感じてやめる

プロテインは薬ではないので、飲んだ翌日に体が変わるわけではありません。体の変化を実感するには最低でも2〜3か月の継続が必要です。「まず3か月」と決めて、その間は体重や体脂肪率を記録しておくとモチベーションが維持しやすくなります。

シェイカーの選び方と管理

プロテインを続けるうえで、シェイカーの使い勝手は地味に大事です。100均のボトルでも構いませんが、専用シェイカーのほうがダマになりにくく、飲み口も広くて洗いやすいです。

1か月続けてみた場合のリアルな変化

正直に言うと、プロテインを1か月飲んだだけで見た目が劇的に変わることはほぼありません。ただし、以下のような「小さな変化」を感じる人は多いです。

逆に、体重が増えてしまうケースもあります。これはプロテインのカロリー分だけ摂取量が増えたのに、食事量を調整していない場合に起きやすいです。プロテインを追加するなら、その分だけ食事のどこかを軽くするか、活動量を増やすことを意識してください。

よくある質問

Q. プロテインを飲むと太りますか?

プロテイン自体には太る効果も痩せる効果もありません。1杯あたり約100〜120kcalなので、その分のカロリーをどこかで調整すれば太ることはありません。問題になるのは「プロテインを飲んでいるから食事は気にしなくていい」という油断です。

Q. 運動しない日も飲んだほうがいい?

はい。筋肉の修復は運動後24〜48時間続いているので、休息日もタンパク質の補給は有効です。ただし量を減らして1日1回にするなどの調整はアリです。大事なのは「飲む習慣を途切れさせない」ことです。

Q. プロテインバーとドリンクはどっちがいい?

タンパク質の量あたりのコスパはドリンクの圧勝です。ただしプロテインバーは持ち運びが楽で、小腹を満たす満足感もあるので、外出時の「保険」として使い分けるのがスマートです。日常はドリンク、出先ではバーという使い分けが合理的です。

Q. 女性でも同じ量で大丈夫?

基本的な考え方は同じですが、体重ベースで計算するので結果的に量は少なめになります。体重50kgで運動習慣がある女性なら、1日の追加量は15〜20g程度が目安です。「ムキムキになりたくない」という心配は不要で、プロテインを飲んだだけで筋肉が急に大きくなることはありません。

実務メモ:判断を1段深くするポイント

飲み方の最適化は量よりも「忘れない設計」で差が出ます。トレーニング後だけに限定すると、運動しない日は飲まなくなり、気づいたら粉が余って賞味期限が近づく――このパターンが一番もったいないです。朝食後や間食置き換えなど既存習慣に紐づけて、まずは少量固定で胃腸への負担がないか確認しながら増減すると長期継続しやすくなります。

それと、意外と見落としがちなのが「買い足しの手間」です。毎月Amazonで定期便にしておく、ドラッグストアのポイント還元日にまとめ買いするなど、購入自体を仕組み化しておくと「買い忘れて飲まなくなる」という脱落を防げます。

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参考・引用

商品選定の最終判断は各メーカー公式情報をご確認ください。